葉書や封筒、ダイレクトメールやチラシなど、たまりやすい手紙類。
処分して大丈夫なものもあれば、大切なメッセージは捨てられないもの。
大事に保管しておきたいですよね。
そんな手紙類の収納のコツとアイデアをご紹介します。
手紙収納の悩み
大切な人からのメッセージだけでなく、ダイレクトメールや広告、手続き関係のお便りなど。
手紙と一言で言っても、その種類はさまざまですね。
それにあわせて、悩むポイントも意外とあるのではないでしょうか?
- 片付けを後回しにしてたまってしまう…
- 必要な手紙とそうでないものがいつも混ざったまま…
- いつの間にか期限が切れてしまっていた…
- すぐ見る手紙をとりあえず置きっぱなし…
- サイズ感がバラバラでまとめづらい…
細かな悩みポイントの多い手紙まわり。
収納のコツをおさえれば、きれいにまとめることができます!
手紙収納を考える前に
手紙類の収納方法を考える前に、まずは整理収納をより進めやすくするための下準備をしましょう。
手紙や書類が届いたら、はじめに以下のことを確認してみてください。
必要なものと処分するものに分ける
手紙が届いたり、書類を受け取ったとき、まずはそれが必要なものか、そうでないものかを判断しましょう。
手紙類が日に日にたまっていってしまう原因のひとつに、要不要関係なく置きっぱなしにしてしまうことが挙げられます。
不要なものがあればその場で処分することで、必要なものだけを収納することができ、スッキリとまとめられますね。
大切なメッセージや手続き関係の書類は残し、ダイレクトメールやチラシなどの広告系の手紙の中で不要なものは、ためずに捨ててしまう習慣をつけることをおすすめします。
手紙の内容を確認する
必要な手紙だけが残ったら、つぎにその内容を確認してみましょう。
・どんな種類の手紙か(個人的なメッセージ、手続き関連、お知らせ関連など)
・すぐに保管して大丈夫か、もしくは返事が必要なものか
・期限がある内容か
・家族と同居しているなら誰宛か
など。
その手紙の内容を確認することで、対応や優先度、緊急度などが把握できますね。
それにあわせて収納方法を考えることで、スッキリとまとめられるようになります。
手紙をきれいに収納するコツ
手紙・書類をきれいに収納するコツは、それぞれの内容をふまえて仕分けしていくことです。
手元にある手紙・書類の内容が把握できたら、つぎのコツにあわせて整理してみましょう。
処分する手紙はそのまま捨てる
まずは、処分する手紙はそのまま捨ててしまうことをおすすめします。
処分を後回しにしてしまうことで、不要な手紙が必要な手紙の中に紛れ込み、お部屋がより雑多に見えやすくなってしまいます。
すぐに処分できるようにするためにおすすめしたいのが、ゴミ箱を要所要所に置いておくことです。
普段、リビングやダイニングで手紙・書類の整理をするのであれば、ゴミ箱は近くに置いてあるかもしれませんね。
おすすめは、玄関にも置くこと。
その日に届いた手紙類を玄関で確認し、不要なものはその場で処分できます。
不要なものを持ち込みお部屋が雑多になってしまうことを未然に防ぐことができますね。
内容にあわせた収納方法を選ぶ
返事が必要な手紙、期限がある書類などは「見える」収納で
返事が必要な手紙や、期限がある書類など、近いうちに手をつける予定のある手紙は、忘れないように見えるように収納することをおすすめします。
トレーやかごを使って手紙置き場をつくったり、コルクボードやマグネットを使って壁に貼り付けたり。
目のつきやすい場所に置いておくことで、対応をする際に探す必要なくスムーズに手に取ることができます。
保管する手紙・書類は「しまう」収納で
大切に保管しておきたい、という内容の手紙類や、手続きが完了したあとの書類などは、外に出しておかずにしまってしまうことがポイントです。
すぐに手に取る予定のないもの を見えるところが置いてあると、ものが多くごちゃごしゃした印象を強めてしまいます。
しばらく見る予定のないものは、引き出しや収納ケースの中に整理してしまうことで、お部屋をよりきれいに見せることができます。
保管する期限を決める
保管しておく手紙類は、保管する期限を決めることもコツのひとつです。
とっておく手紙の中でも、さらに一時的な保管でよいものと、長くとっておきたいものとがあると思います。
保管期限を決めてそれぞれで分けて収納することで、時間が経って必要なくなった手紙類を処分することも簡単になりますね。
書類ケースなどを使って、保管期限別に収納するとわかりやすくなります。
宛先・家族ごとに分ける
家族と同居している場合には、誰宛に届いたものなのか、家族ごとに分けて収納することもコツです。
トレーや箱を使って、一人ひとりにそれぞれの置き場所があれば、バラつきやすい手紙や書類も探しやすく手に取りやすくなりますね。
サイズごとに分ける
サイズごとに分けて収納することは、きれいに収納するうえでは欠かせないポイントです。
手紙類は、バガキや封筒、A4などの書類サイズのものや、さまざまなサイズの広告など、サイズ感がそれぞれ。
各サイズに合った収納を使って、サイズ別に分けることできれいに収納することができます。
箱や缶、かごやレターケースなど、サイズにあったものを選ぶようにしましょう。
手紙のおすすめ収納アイデア
収納に便利なアイテムはさまざまありますね。
その中でも、手紙や書類の収納におすすめの方法をご紹介します。
見せる収納
トレー
簡単にものの置き場所をつくることのできるトレー。
日用品店から100円ショップまでさまざまなお店で購入でき、そのサイズ感やデザインも多様ですね。
長期の保管よりかは、返信したいお手紙や手続き関連の書類を置いておくのに便利なアイテムです。
箱
比較的簡単に手に入りやすい箱も、手紙の収納に活躍します。
フタのない箱であれば、一時的な置き場所として使うことができます。
一方、フタ付きの箱であれば引き出しやクローゼットにしまいやすくなるので、長期間保管したい手紙の収納にちょうど良いアイテムになりますね。
缶
長期間保管したい手紙類を、箱型の缶に入れて収納しているという方もいるのではないでしょうか。
引き出しにしまいやすく、しまう収納でも重宝します。
一方で、バケツ型の缶であれば、見せる収納として活躍します。
サイズによってはA4サイズの書類が入るものもあるので、ポンポンと手軽に入れておけるのが嬉しい特徴です。
かご
かごも種類によってさまざまな種類のある収納用品。
丸型の底の浅いものもあれば底の深いもの、また角形のものもあります。
置くスペースによってサイズを選びやすいのが嬉しいポイントです。
置いてあるだけでナチュラルな雰囲気を作り出してくれますが、フタがついているデザインのものならしまう収納にも活躍します。
掛ける収納
コルクボード
一時的な置き場所なら、壁を使うコルクボードもおすすめです。
一目で手紙の内容を確認することができるので、返信や期限があるものを把握しやくすなります。
100円ショップや雑貨店などで購入できるうえ、その風合いでおしゃれな雰囲気が出せるのも嬉しいポイントです。
ウォールポケット
壁に掛ける収納なら、ウォールポケットもおすすめです。
掛ける場所があればどこにでも設置しやすいので、リビングやキッチン、ドアの近くなど、普段の生活の中で便利な場所に手紙置き場をつくることができます。
ポケットの数にあわせて、ハガキ、封筒、返信が必要なものなど、サイズや内容別に分けやすいのがポイントです。
しまう収納
レターケース
手紙を保管しておくための収納用品としては、引き出し式のレターケースがあります。
引き出しの数にあわせて、ハガキや封筒、プライベートのお便りや事務的な書類用など、サイズごとや内容ごと、家族ごとに使い分けることができます。
ファイルケース
ファスナーやストッパーのついたクリアケースなら、大切な手紙や書類に傷がつく心配が少なくなります。
ケースに入れて引き出しにしまえば、長期の保存も安心できそうですね。
100円ショップでも購入できるのがお手軽。
透明なタイプを選べば、取り出したいときに中身がわかりやすく便利です。
書類ケース
書類ケースは手紙や書類の保管にも役立ちます。
つくりがしっかりとしていて、棚に並べやすい形状をしているので、書類やファイルを並べるように手紙類を収納することできます。
保管期限ごとにケースを分けて使うと、処分する際に便利ですね。
スクラップブック
大切な手紙をいつでも見られるように、スクラップブックとして保管する方法もあります。
きれいに収納できるだけでなく、見返したいときにページをめくって見ていくことができるので、一石二鳥のアイデアですね。
本棚に立てかけて保管できるので、省スペースに収納できるところもポイントです。
包装紙
包装紙も、思い出のお手紙をとっておくのにおすすめの収納アイデアです。
手紙を包むだけで簡単にまとめることができ、そのまま引き出しなどにしまっておくことができます。
お買い物をしたときの包み紙などでも代用できるので、比較的取り入れやすい方法ですね。
かごで手紙を整理するメリット
手紙や書類は、厚みがそこまでないので、さまざまな収納用品でしまうことができます。
さらに、コルクボードや包装紙など、工夫次第でおしゃれにきれいにまとめることもできますね。
でももし
「どの収納を使おう…?」
と迷ったときには、万能なかご収納がおすすめ。
かごを使って手紙を整理するメリットをご紹介します。
ポン入れで簡単に仕分け
間口の広いかごは、サイズに合わせてポンポンものを入れられるところが特徴のひとつ。
大きめのかごを使えば、どんなサイズの手紙・書類も入れることができるので、必要なものとそうでないものをざっくり分けるときに便利です。
ストレスなく取り出せるのも嬉しいところ。
「とりあえず簡単に置いておける場所がほしい」
というときには、出し入れの簡単な収納を選ぶことをおすすめします。
サイズが豊富
大きいサイズだけでなく、小ぶりなサイズもあることが魅力。
小ぶりなかごを家族分用意してそれぞれの専用にすれば、日々届くお便りが多くてもすぐに仕分けられますね。
形状も、丸型や角型のものがあるので、スペースにあった形の収納を選ぶことができます。
ハガキは小ぶりなかごを、書類は角型の大きめのかごを、というように、種類にあわせて使っていくことができますね。
色で種類分けしやすい
「かご」と聞くと、竹製や籐(ラタン)製のナチュラルな色味が想像されやすいかもしれません。
しかしながら、サイザル製のかごであれば、繊維を鮮やかな色合いで染色しているものもあるので、そのカラーバリエーションは豊富です。
返信が必要なもの、保管するものなど、用途によって色分けしたり、家族ごとに違う色を使うと仕分けしやすく便利です。
収納方法が多様
実は収納の仕方も選択肢が多いところもかごの良さのひとつ。
まずは、見せる収納。
リビングやキッチンなどの部屋の片隅に置いて使う、一般的な使い方です。
また、小ぶりなサイズを選べば、引き出しの中に入れて仕分け収納をすることもできますね。
そして、網目や織目にフックを引っ掛ければ、掛ける収納も可能です。
貼り付け式フックを用いればどこにでもフックを設置できるので、日々の動線の良いところに収納スペースをつくることができます。
まとめ
友人や家族からの葉書やお便りのほか、チラシやダイレクトメールなどの広告まで、日々届く手紙類。
収納方法を考えるときには、まずは要不要を見定めることがポイント。
そして手紙の内容に合わせて置く場所を決めれば、収納しやすいアイテムも見つけやすくなります。
もし収納アイテムに迷ったときは、見せる収納やしまう収納、掛ける収納もできる万能なかご収納がおすすめ。
利便性やデザインにこだわった手紙収納で、スッキリとおしゃれなお部屋づくりを楽しんでみてください。
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